−第六章− いい加減にしろ!!カナダ人


ホテルの前で。。
ちょっとわかりづらいが、カスケードMtに雪が積もっている。


25日、いよいよバンフを離れる日がやってきました。
楽しかったカナディアンロッキー、満喫できた日々でした。
「また来たいね」の言葉を何度口にしたことか。。

飛行機の時間は13時00分。。
空港までの間でちょっと寄り道をお願いしているので、9時30分難波さんに迎えに来ていただきました。

ちょっと肌寒いです。。。今朝は冷え込んでいます。
驚くことに、カスケードMtの頂上付近には雪が積もってます。
表通りを吹き抜けている風はやや冷たく感じ、これが6月の風なのか??という気持ちになります。(笑)

難波さんの車がやってきました。
女性社員の方もご一緒してくださるようです。。。(お名前を聞くのを忘れちゃった)
「どうでしたか?バンフの町は?」
良かったよねえ。。本当に楽しかったよ。。また来れるチャンスがあったら是非来たいんですよ。。

キャンモアの町が見えてきました。
今回の旅に亡くなった姉の写真を持ってきているのです。。。ある山をバックに楽しそうに写っている姉。。
この場所がはたしてどこなのか??同じ場所でこの山を私も目にしてみたい。。。
五島さんに写真を見せたところ、「スリー・シスターズの山の一つじゃないかな?」の答えでした。
BBQの席で関社長や他の社員の方々にお見せしたところ、やっぱりスリー・シスターズだと言うことでした。
「帰りのピックアップを早めにしますから、難波にこの場所を探させましょう。。是非行ってきてください。。」

キャンモアの町の真向かいに佇むスリー・シスターズ。。たしかにこの山のような感じです。。
難波さんの感だと写真に写っている建物はキャンモアを過ぎてカルガリーにちょっと行ったあたりの施設だとか。。。
道路をそれて住宅街の方へ行きます。。本当にここなのかなあ??
「茶色い屋根の建物だから、、、街灯が独特の形だから。。。。。あった!」
ありました。。四角い街灯。。姉の体に隠れてわからなかったんですけど街灯の下には、ガソリンの給油装置が。。。
そうなんです。。姉が写った場所はキャンモアの町近くのガソリンスタンドだったんです。。
後ろに移っている建物の屋根、壁が同じです。。壁にはビッグホーンの絵が掲げられているけど、間違いなく同じ場所です。。
「カルガリーから来るバスはここで給油したりするんですよ」
「ここらあたりはモーターホテルが多くてバスの運転手なんかもここに宿泊するんです」
「ここで写真に写っているということは、ガソリンの給油以外に立ち寄るわけがありません」
姉は確かカナダの友人達と一緒にバンフに来たはず。。きっとガソリン給油のために立ち寄った際に記念写真を写ったんだろうなあ。。
初めて観るロッキーに浮かれて手を広げて写っている姉。。きっと嬉しかったんだろう。。
ここの写真を写しておこう!!姉が来ていたこの場所に来れるとは思いもしなかった。。。
難波さんが我々を写してくれました。。ありがとう。。この写真、、きっと親父もお袋も喜びます。。
私のわがままを聞いてくれた難波さん、そして関社長。。どうもありがとう。。涙が出そうなくらい嬉しかったです。。

カルガリーの町が見えてきました。
来る時と違ってちょっと小雨が降っていますし車の交通量が多く、来る時と違った雰囲気。。。
今度はカルガリーの町も観光してみたいような。。。。

空港が近くなってきました。
ふと見ると建物に「エアミュージアム」の文字が。。あ!!飛行機がたくさん置いてある。。
立ち寄りたかったけど、時間がありません。。残念無念。。。
次回来る時は絶対に!!(爆)

カルガリーの空港はスペースシャトルの緊急着陸の場所だとか。。だから滑走路がもの凄く長いそうです。。
あ!!来る時にエンジンのリバースがなかったのは、そのせいなんだ!!
凄いねえ。。。どのくらいの長さがあるんだろう??スペースシャトルが着陸するところを見たいよねえ。。
でも、難波さんは反対だったようで。。
「シャトルが着陸すると滑走路がズタズタになるらしいです。。そうするとお客様はエドモントンの空港に来ることになります。。。エドモントンからバンフまで片道5時間。。冗談じゃありませんよ」
ふーん、、、そうだよねえ。。いろいろと大変なんだねえ。。。(無責任笑)

カルガリー空港で荷物を預け、12時30分まで時間を潰すことにします。
手元にあまりお金が残っていないけど、カードで買い物すればいいや。。便利になったねえ。。。
ウエスタンショップがあります。。神様(妻)用に黒のウエスタンハットを買いました。
いろんなグッズがあるねえ。。。あ!皮の財布が売っている。。財布がくたびれているから新調しよう!!
お!写真立てがある。。そうだ!鍋の会の会長にお土産を買っていなかった。。孫もいることだし、これをお土産にしよう!!
航空グッズ関係のショップがあったけど、スノーバーズ関係のグッズはありませんでした。
やはり先程のミュージアムに行かなければならなかったねえ。。(笑)

12時30分になりました。
待合室に難波さんと女性社員が待っていてくれました。
わざわざ搭乗ゲートまでお見送りをしていただいて、誠に恐縮です。。また来ることがあったら会いましょう!

バンクーバー行きの便は定刻通りに離陸したのです。。カルガリーの空港に大きな問題を残して。。(謎笑)

来る時の便の日本人は我々だけでしたが、今回は日本人ツアーのお客さん達と一緒。。
私の横に若い女性が座られました。。。彼女はご両親と一緒にバンフに来られたようです。
「レイク・ルイーズとコロンビア大氷原に行きましたけど、レイク・ルイーズは30分しか見れませんでした」
彼女たちのツアーも強行スケジュールだったようです。。(笑)
「バンクーバーには一泊して日本に帰国します」
我が家がバンクーバーに二泊することを話すと、羨ましそうにしてました。

帰りの便はエアバスA319。。日本ではほとんど見られない機体ですし、新しい機体です。
ちょっとウキウキしたりしてます。。隣に若い女性が座ったからというわけではありません。(爆)
お昼過ぎの便なのでサンドイッチのサービスがありました。

13時23分、バンクーバー空港着。。なんだか、ずいぶん前に来たことがあるような感じ。。
手荷物カウンターで荷物が出てくるのを待ちます。。
バンクーバー空港の手荷物カウンターは広い。。さすがは国際空港です。。
ところが!!待てども待てども荷物が出てきません。。
あれ??間違っているのかな??ここのはずなのに。。向こう側に間違って荷物が出ていたりしないだろうな??
別のカウンターを見ても我が家の荷物は出ていません。。
戻ってきて神様(妻)に聞いても「まだ!」。。。
先程の女性の団体は荷物を持って皆さんで出て行かれました。。
ありゃあ???どうなってるんだろう??嫌な予感が走ります。。(不安)
手荷物係の兄ちゃんに「荷物が着いていないのだが??」と問い合わせると、電話をかけてなにやら聞いています。
「荷物の数は?色は?タイプは?どんな色のベルト?」
また何か電話している。。こんな時に英会話が完全だとわかるのに。。
「バンクーバーには何日滞在するんだ??ホテルはどこだ??」
2泊することとホテル名を伝える。。
「OK!この紙を持ってホテルで待っていてくれ!」らしきことを言われました。

ありゃまあ、、、荷物が行方不明になっちゃったよ。。。こりゃあ、困ったねえ。。
まさかアメリカ本土とか南米とかヨーロッパとか行っていないだろうねえ。。まさか成田に到着していたりして。。(爆)
そんな冗談が通じないほど神様(妻)は困惑している。。
念のために公衆電話で関さんに連絡しておく。。。
「あらまあ、、そうですか。。よくあることなんですよ。。ホテルまで航空会社が届けてくれるから楽じゃないですか。。得したと考えてください。。」
海外旅行慣れしていない我が家はパニクっているのに、のんきな返事。。(笑)
とにかく、ここでボーっとしていても仕方がない。。エアカナダは我が家の宿泊先を知っていることだし、空港にいても時間がもったいない。。
ホテルに向かうことにしました。。

タクシーはすぐに拾えました。
乗車してみると、運転手はターバンを巻いている。。げげげ!!インド人。。(冷汗)
「タクシーに乗ってホテル名を告げるよりチェックン用紙を直接見せた方が早いです」
関社長の言葉が頭に残っていた私。。うん、、たしかに私の変な発音で話すよりは通じるかも。。しかも相手はインド人。。(笑)
この言葉を信じた私はチェックインの用紙を見せる。。このホテルに行ってくれ!とホテル名を指さす。。
ところが!通じない。。あれえ???そうだ!字が読めないんだ!!
運転席の横に置かれた新聞を見ると、ヒンズー語。。。(爆)
バッグの次はこのトラブルかよ!!(怒)
結局、わかりやすいハイアット・リージェンシー近くに下ろして貰うようお願いした。
無事にタクシーは目的地のダウンタウンへ。。
ところが!!!この運ちゃん、ハイアットに入ろうとする。。
こらこら〜ぁ!!!ハイアットの近くで下ろせと言っただろうが!!!(怒心頭)

とにかくハイアットの隣で下ろしてもらい、無事にホテルへ。。

カーマナホテル。。繁華街のど真ん中にあったので驚きでした。
玄関はカード式の自動ドアで外からは簡単に開けられない。。当然、到着したばかりの我が家は中に入れない。。
ドアボーイがいないのです。。なにしとるんじゃあ!!!ドアボーイ!!(爆)
困っていると買い物帰りの外国人がドアを開けて入っていきました。。。その隙に我が家も進入。。。(笑)
フロントでチェックインします。
「電話を使うか??」
荷物のこともあるので、使うと返事。。
「カードにするか?現金するか?」
???どうやら電話料金はカードで精算することが出来るようです。
カードを渡すとチェックしてカードを返してくれました。
そうなんです。。電話料金をカードで精算する時は事前にカードを確認しておいて、チェックアウトの時にサインを貰うようです。
初めてのシステムなのでちょっと驚き。。

ルームナンバーは1608。。エレベーターで16階に上がります。
エレベーターが4機もあるのも驚きましたが、部屋に入ってビックリ!!
3LDKのマンションのような造りです。
大きな冷蔵庫もあれば、立派なキッチンも完備されています。。。
戸棚を開ければ鍋、やかん、フライパン、コップ、ワイングラス、フォーク、ナイフ等々。。おまけに電子レンジやコーヒーメーカーまで。。
こりゃあ、凄いや!!
神様(妻)もビックリして部屋中の引き出しを開けまくります。。大捜索の始まり始まり。。(爆)
あ!こんなところにアイロンがある!!あ!!ここは扉の向こうにテレビがある。。
長期滞在型のホテルなんでしょうねえ。。コンドミニアムのような。。
こんな部屋にたった二泊するのももったいないような。。(笑)

でも、荷物がまだ到着してないんだよねえ。。(不安)
とにかく、いつ来るかわからない荷物を待っていてもしょうがない。。町を彷徨ってみることにする。。

  
窓の外は20階以上の高層ビル群。。バンフの町とのギャップが笑える。。
大きな部屋にたった二人で二日間も。。ホームパーティでもやりゃあよかったかな。。(笑)

バンフの町は山岳リゾートで3階以上の大きな建物がなかったけど、バンクーバーは大都会。。
巨大ビル群の下を歩かなければならないし、人も多いです。。。このギャップが非常に大きい!!
人をかき分けて歩く感じなので疲れますねえ。。(爆)

先程ホテルまで歩く間に見かけたんですが、若い兄ちゃんがごみ箱をあさっていたのです。
「空き缶拾いは金になる」
五島さんから聞いていたのですが、大きな袋を持っていました。。どうやら空き缶を拾っていたようなんです。。
でもゴミ箱の中をあさらなくてもいいのに。。。金になるためだったら何でもやるのね。。。カナダ人。。(笑)

町を歩いていると路上に座り込んでいる人を見かけます。。。彼らの前には空き瓶が。。
そうです。。物乞いですね。。いわゆる乞食。。(差別用語ですけど)
マクドナルドの前や酒屋の前に必ずいます。
同じ人間を毎日見かけたので、それぞれ場所が決まっているのでしょう。。。縄張りがあるのかな??
ネイティブの人が多いです。
先住民は政府が保護してきた影響もあって、施しを受けるのが当然と思うようになっているんですね。
だから仕事をしない。。さきほどのゴミあさりの兄ちゃんといい、もっと真面目に仕事しろ!!カナダ人なのです。。(笑)

現金が手元に少なかったので両替所に行きました。
日本円を渡すとコンピューターでレートを確認してカナダ$をくれます。
いとも簡単に。。。これならば銀行はいらないなあ。。(笑)

簡単にショッピングを済ませ、部屋に戻ることに。。
その前にスターバックスコーヒーでテイクアウトして部屋で飲もう!!
日本と同じ形式で注文するのですが、レジの兄ちゃんが注文を言ってもお姉ちゃんが話をしていて上の空。。
ありゃ大丈夫かな??と思っていたら、見事にトールとグランデを間違えて出してしまった。(笑)
文句を言おうかと思ったけど、英語で言うのが面倒くさいのでそのまま受け取った。
ちゃんと聞けよ!!!カナダ人!!!(怒)

部屋に戻ってコーヒーを飲みつつ、荷物の心配。。
荷物の確認をしようにもエアカナダのジャパンデスクは不在。。
神様(妻)も困惑。。。早く解決したい!!
もう一度、関さんに電話を入れます。
「私が確認してみましょう。。5分後にもう一度お電話下さい」
再び電話すると、、「困ったですねえ。。。荷物が確認できていないようです。。全く行方がわからない」
ありゃあ!!!これはどうなるの??
「行方不明といっても盗まれたわけではありませんし確実に出てくるはずですから、そんなに心配しなくても。。。」
と言っているところに、ドアをノックする音が。。
ドアを開けるとボーイがニッコリ。。。そして荷物が一緒に部屋に入ってきた!!WELCOME!!
「あ!!たった今、到着しました」
どうやらカルガリーの空港に積み忘れていたようで、後の便で到着したようです。
で、、、、関さんが確認の電話をした時には配送に回されていたのでしょう。
行方不明になっているはずだ。。(笑)
関さんには大変ご迷惑をおかけしてしまいました。。。いろいろと煩わせてすいません。。

とにかく荷物が来てホッとしました。。大好きよ!エアカナダ。。。(爆)

夕食は中華料理のインペリアルへ。。。今回の旅で最も贅沢なディナーです。。
ところがここもまた量が多い!!(涙)
コース料理を注文しましたが、とても食べきれる量ではありませんでした。
我が家は二人だけでの旅行なので、こういったコース料理はもったいないです。。(反省)
このインペリアルでも面白いことが。。。
ビールを注文しました。
銘柄がいろいろあったけど、ハイネケンを注文。。普通にハイネケンが問題なく出てきたのは言うまでもありません。。
で、、一本を飲み終わった頃にウエイターが「おかわりは?」と聞くので。。
今度はチンタオビールを注文してみました。。。と、、出てきたのは再びハイネケン。。。
ビールを持ってきたのは別のウエイター。。。どうなってるんじゃ!!!
ちゃんと確認しろよ!!!カナダ人!!(怒)

とにかく今日はカナダ人に対して怒りまくりなのであります。。嫌いなわけじゃないんですけどねえ。。。(爆)

ホテルに帰り、明日の予定を話しながらベッドに入る。。

次へ続く。。 目次へ