船大工修行中


プロローグ

「君は模型を作るのが上手いから、これを作ってみないか?」

すべてはこの言葉から始まった。

筑豊のレストランのマスターは非常に愉快な人で、いつも訪れる度に話に華が咲いた。

ある日、マスターが出してきたのは大型帆船の木造模型。
しかもずいぶん昔に購入したらしく、箱はホコリを被り、少し痛んでいる。

「作ってみたいと思って購入していたんだけど、パーツを見てやる気をなくしたんだよ」

時間はかかるかもしれないけど、やってみましょう!

預かったのはよいが、実は完成させる自信はなかった。(笑)

そして私は沖縄に転勤になり、模型の箱は蓋を開けることもなく、沖縄の地に。。



5年が経過して、私は姫路に単身赴任。

引っ越しの際に思いついたのは、今度こそ完成させよう!ということ。


姫路に来て感じたのは、近くに神戸という歴史のある港町が存在すること。
パーツを購入するには三宮に東急ハンズがある。
そしてネットで検索すると神戸には帆船模型の愛好会も存在する。

条件は整っている。。(笑)

と言うことで、、、昼間は真面目な(?)サラリーマン。。夜は船大工の修行を始めることにした。

いつ完成するかは不明だが、修行の模様を少しづつアップすることにした。


修行その1

11月1日:作業開始

これが図面です。
完成すると全長1mを超えそうです。

作りがいがあるねえ。(汗)
ダイカットされたパーツを慎重に切り離すんだけど、
古いキットなのでダイカットの技術が貧弱。
ビビリながらの作業は続く。
大工の強い味方となる道具たち
ホームセンターで買いそろえたけど、3000円ぐらいだったかな

修行その2

中心となる板に骨を取り付ける。
あ!!私は船のことは詳しくないから専門用語は知りません。(笑)
垂直を維持するのが苦労するんだけど、さすがに瞬間接着剤の威力は凄い。
作業が早い早い。(歓喜)
昔だったら木工用ボンドを使うんだろうけどね。
「邪道だ」と叱られるかもしれない。
でも、私は専門家じゃないから。。(笑)
徐々に進んでおります。
かなりしっかりなってきましたが、油断すると板が割れそう。
(07年11月8日)

修行その3

いよいよ次のステップは床張り。
大きな一枚板をバーン!と張りたい衝動に駆られる。

修行その4

張り方のコツをいろいろ考えている内に、いつもの悪い性格が芽を出した。
面倒くさい。。
気合いが充実するまで2年ほど時間を置いて、作業再開。(笑)
結局はそんなに面倒臭くなかった。(笑) 
(10年3月28日)